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vol.13 環境の変化に不安を感じていませんか?

 コロナ禍()で、

不安な生活を送っている人もいるかもしれません。

 

早くコロナ禍が終わらないだろうかと思っている人も多いでしょう。

 

ところで、

コロナ禍が起きる前にこんな状況になると想像できたでしょうか。

 

それによって、今までと環境が変わってしまった人もいるでしょう。

 

しかも自分が望まない環境になってしまったかもしれません。

 

そうなると将来に不安を抱くことになります。

 

もっとも生活に必要な仕事も余儀なく制限されていれば、

さらに不安も増すことでしょう。

 

一方で、

話が暗い中でも、

以前と変わらず生活ができている人もいます。

 

或いはピンチをチャンスにと考えて

よりよくなっている人もいると思います。

 

つまり、どうして人によって

こんな違いが出てくるのでしょうか。

 

才能でしょうか。

 

運でしょうか。

 

恵まれた環境でしょうか。

 

はたまた、

他になにかあるのでしょうか。

 

これからの生活を外的な変化に左右されることなく、

生活をよりよくしていくために一つ考えてみましょう。

 

日常生活において、将来のことを考えながら、

実際にそのための行動を日ごろからしていますか。

 

たとえば、それが貯金でしょうし、

或いは投資(株、NISAなど)をしているかもしれません。

 

さらには、健康を維持するために食事や適度な運動です。

 

他にも、

資格取得のための勉強や技術向上や

生活向上のための情報収集や訓練などです。

 

これらは、

ゼロがすぐ百になるようなものでもありません。

 

日頃の実際の相応のプロセスを経て、

初めて自分のものになるものです。

 

つまり、将来のために

日常のなかでコツコツと勤しむ

良い習慣を身につけることです。

 

しかし、頭では分かっていても、

実際にやるとなると続かないものが多くないですか。

 

なぜなら、人間の遺伝子には

「遠い未来」に対応するシステムが備わっていないからです。

 

その一方で、生存のための防衛システムが備わっています。

 

その一つが「不安」という感情です。

 

進化論においては、すべてに存在理由があると考えます。

 

「不安」の機能は人類の進化においては

「アラーム」という役目でした。

 

古代の狩猟採集民において、

まだ正体があきらかではない生存の危機を察知して、

事前に対策を取られるように「不安」を抱かせます。

 

不安がなければ、未来の危険になすすべがなく、

絶滅していたでしょう。

 

一方で

「喜び」や「楽しさ」といった感情がなくても、

すぐに生存の危機には結びつきません。

 

もちろん、

楽しみがない人生など送りたくはないですが、

少なくとも人類の進化においては、

ポジティブな感情よりも

ネガティブな感情のほうが役立ってきたのは

間違いありません。

 

不安はあくまで

目の前に迫った危険への対策をうながすためのシステムです。

 

未来にある危険に対してではありません。

 

そう考えると、現代人においては、

不安は誤作動を起こしている状態です。

 

それを正すために、

その遠い未来を心理的に

今に近づける(現実味を帯びる)ようにする必要があります。

 

では、どのように考えればいいでしょうか。

 

自分の「価値観」に沿って生きていますか?

 

実際の研究結果として、

価値観が明確な人は自然と健康的な食事と運動を実践しています。

 

さらに収入にも影響します。

 

これは人の性格や人生の満足度を考慮しても変わりません。

 

現在の環境が恵まれていなくても、

人生の価値観を強く持っていれば、

収入も増えている結果となっています。

 

価値観に沿って生きるほど日々の悩みは消え、

自然と自分をいたわる行動が増えます。

 

外的な環境の変化に適応するために、

まずは自分の「価値観」を見定めるべきです。

 

ずっと昔の狩猟採集民の人生の目的は

「生きる生む育てる」というシンプルなものでした。

 

その時点で未来の姿は確定し、

次の行動に思い悩む必要はなくなります。

 

ところが、

ライフスタイルが複雑化した今日では、

様々な行為に価値を見出すようになりました。

 

「有名になる」「好きなことして生きる」・・・などなど。

 

価値観の多様化が問題なのは、

選択肢が多すぎて迷いや不安が生まれ、

自分の未来像をぼんやりとしたものに変えてしまうことです。

 

選択肢が豊富な社会では、

未来の姿はいくつにも分岐をくり返し、

決してひとつに定まることがありません。

 

といっても、

多くの人は「幸福になりたい」「認められたい」など、

誰でも自分が何を求めているかは思いつくかもしれません。

 

しかし、本当の価値観とは、

すべてが満ち足りた状態としても、

やりたい気持ちが失われないものです。

 

こんなふうに生きていきたいと

心から思えるような自分にとっての

「人生の道しるべ」です。

 

それは何でしょうか・・・。