vol.4 人は変われないと思っていないですか?
なかなか変わりたくても変われないと思っていないですか?
何より人は変わらないと思っていませんか?
なぜ、そう思うのでしょうか。
人が変わるというのはどういう状態のことを言うのでしょうか。
自分の性格を変えることでしょうか。
苦手なことを克服することでしょうか。
自分自身の能力を高めることでしょうか。
良い習慣を身につけることでしょうか。
そもそも自分が何のために変わりたいと思うのでしょうか。
変わることよりも
今の状況を維持したいと思う方が強くないですか。
しかし、一方で人間の強い欲求の中に「自己重要感」があります。
つまり、「認められたい」や「褒められたい」という欲求です。
身近なところで
「才能がありますね」とか
「頭がいいですね」とか
「若いですね」とか
「きれいですね」とか
「かっこいいですね」とかもそうです。
人によってその認められたいものが
何かは違うかもしれませんが、
人間の強い欲求としては同じ事です。
しかし、
それらは元々持っているものとして
認められようとしています。
それは言うなれば
自分が努力してきたものとして得られたのではなく
たまたまそうだったということだけです
そうなれば
それは単に親、先祖に感謝すべきことではないですか
というだけです
そこから自分のもともと持っているものを
さらに磨きをかけて
相応のプロセスのうえで培ったものが
何より自分にとっての価値あるものです
ところで
外的なものに惑わされて、
自分が本当に認められたいものが何かを考えることがありますか。
そんな認められるものがないと自分を卑下していませんか。
そうではなく
自分を変えていくことで認められるようになりませんか。
自分を変えるとは、
自らプロセスを歩むことです。
自ら訓練したり、
ステップを踏んだり、
試行錯誤を繰り返して
経験を積んで(プロセスを経て)得た能力で
人に価値を生み出していくことです。
それが結果として貢献となり、最も人から認められます。
それは決して自分の能力を示すだけことではありません。
人にとって頼れる人であり、良い影響を与える人になることです。
そんな変えるプロセスには相応の時間が必要です。
当然ながら模索しながらなので
すぐにゼロから百になるようなものではありません。
右肩上がりの成長なんかあるわけがありません。
紆余曲折が当たり前です。
なぜなら、今はないもの、できないものを
身につけることだからです。
だから
今の習慣にないこともやる必要があります。
経験がないことなので、
そこには不安や恐れや苦痛を感じるし、
望みうる結果になる保証もありません。
それなら人は変われないと思っていたほうが
現状維持のほうが安心感もあり楽です。
そんな変わらない自分と変わらなければと思う自分との狭間で
日々葛藤していることはありませんか。
それでは、なかなか変われない弊害は何でしょうか。
一番の問題は、
自分というもの、人間というものを知らずに変えようとすることです。
だから、まず何を始めるにも
「知ること」が扉を開くカギとなります。
例えば、身近なところでダイエットすることについて考えてみましょう。
いろんなダイエット法がありますが、
必ず共通する言葉で誰もが反応しています。
それが「誰でも」「すぐに」「簡単に」という言葉です。
ダイエットに限らず、
世の中いろんな場面で使われていますが、
発信する側の意図、売る側の意図として
これは一番早い反応を示す人間の本能に訴えています。
人間の行動の根源は
「快楽を求めて、苦痛を避ける」ことです。
つまり、心地よい時間をより長く、
心地悪い時間をより短くしたいのが人間というものです。
さらに言えば、
快楽を求める以上に苦痛を避ける本能が強いです。
誰もが「追い込まれないとやらない」と口にしたり、聞いたりしませんか。
人間は苦痛なことや面倒なことを先延ばしするのが得意です。
何より「人は変わらない」と思うのは、
「苦痛を避けたいから」です。
その本能行動に逆らう難しさを自覚することです。
そのために多くの人がダイエットに失敗します。
目の前の食べ物(瞬間の快楽)の誘惑に
どうしても負けてしまうからです。
腹八分に食事制限して
適度な運動をするほうが効果的ですが、
運動をせずに食べながら痩せる方法を選択します。
しかし、今の自分が嫌なことを避けてばかりでは、
どこかで歪みが生じてきます。
今の自分の能力に伴っていないのに
より少ない努力で自分を変えようとすることが
さらに自分を苦しめることになります。
途中で諦めることも多くなり、
得たとしても元の木阿弥になります。
幸福は一過性より持続性、
目先より長い目を見ること、
誰もがそう考えたいと思っていても
なかなかその考え通りにはいきません。
邪魔する弊害の一つが今の自分自身にあるということです。
その弊害を取り除くにはどうすればいいのか。
それは早く結果を望むことより、
変化のプロセスそのものを楽しめるようにすることです。
それでは、自分を変えていくプロセスを
どうやって楽しめるようにするのか・・・
ヒント 「苦痛」にもいくつか種類があります。
あなた様にとって役立つ店になるために、
そんな変化のプロセスを楽しめるような環境と自分(店主)に変え続けています。

