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vol.11 現状に満足していますか?

 多分、すべてに満足している人はそうそういないでしょう。

こんなはずじゃなかったと思っていることも多いでしょう。

人によって大小はあれど、悩みや問題は尽きないものです。

 

そもそも悩みがない人はこの世に存在すると思いますか?

すべてに満足している人はいると思いますか?

満足する基準は人によって違うことでしょう。

思い通りになることが満足することなのか?

お金があまりあるほどあることが満足することなのか?

 

しかし、その考えであれば、

自分の満足の基準は他からもたらされたもの、

或いはもともとあるものが前提となっています。

 

誰もが満足した自分の都合よいものになっている環境を

選ぶことはできません。

 

だから、

自ら満足できるように「よりよく」改善して

変えていくしかありません。

 

しかし、果たして現状に満足することが

自分にとっていいことなのでしょうか。

 

悩みがないことがいいことなのでしょうか。

 

現状を受け入れて、

自ら率先して「よりよく」していくために一つ考えてみましょう。

 

心理学者のアルフレッド・アドラーは

「人は誰もが等しく同じことを経験したり、

客観的な世界に生きているわけではなく、

自分自身の興味、関心に従って世界を意味づけ、

そのようにして世界を知るようになる」と述べています。

 

当たり前の話ですが、自分の知らない世界は知りようがありません。

 

しかし、確実に

自分の知らない世界があることは誰もが分かることです。

 

例えば、今世界で起きている事実として、

「内モンゴル」の現状をご存知ですか。

 

或いはウイグル、チベットの現状、

ロヒンギャ民族問題など詳細は割愛しますが、

ほぼ報道されることはありません。

 

そこには

日本では当たり前の権利や自由が

制限されている世界があります。

 

或いは、環境が最悪でも自らよりよく変えていった人もいます。

 

そういう自分の知らない世界を知れば知るほど、

私自身の悩みはかなり小さく感じてしまいます。

 

あるいは、

自分の悩みは贅沢な悩みとさえ思えます。

 

今のご自身の限られた世界観で

満足する状況になり得るかを考えることです。

 

悩みや問題は自分の世界観では解決できないから起きています。

 

現状のやり方で違う望みを得ることはできません。

 

過去の培った世界観で歩んできた結果が「現状」ですから。

 

もちろん、自分だけの問題でもないかもしれません。

 

自分以外からもたらされた悩みかもしれません。

 

しかし、これも同様です。

 

アドラーは「悩みのほとんどは人間関係によるものだ」とも述べています。

 

人間関係がしっかりと信頼構築できていれば、

相互理解できていれば、

協力して解決しようとするはずです。

 

そのうえで大切なことは

自分の環境(場の空気)を整えることです。

 

例えば、失敗や間違いを指摘し合うのか、

それとも補完し合うのかでは

心の状態や心のあり方が大きく変わります。

 

具体的に言えば、

素直に認めて反省して改めようと

前向きにさせる雰囲気にしているか、

それとも、

いつまでも認めず、言い訳ばかりで、

自己正当化することに能力を発揮させる雰囲気しているかです。

 

現状は常に変化します。

 

原因はさまざまですが、

否応なしに環境も変化するし、

自分も周りも年齢を重ねます。

 

「できること」と「できないこと」が変わってきます。

 

そうなると、悩みや問題も変わることもあります。

 

もしくはひどくなることもあるでしょう。

 

つまり、

現状に満足することは、

退化していくことになります。

 

言うなれば、

現状に満足していない思いは

自分や環境をよりよく変化させないと悪くなりますよというサイン(警報)です。

 

もちろん、思いだけでは何も変わりません。

 

どんな環境だろうと変えようとすると、

「変化の抵抗」が壁として立ちはだかります。

 

今までの慣れ親しんだ環境、

培った居心地のよい環境を変えようするとどうなると思いますか。

 

人間の脳の特徴の一つ「安定化指向」からも言えることで、

元に戻そうとする力は強いです。

 

前提(自分と人との関係性や雰囲気など)を理解して取り組まないと、

まず間違いなく現状の思い(不満)が残るだけです。

 

では、現状の不満(悩み、問題)をエネルギーに変換して、

どうやって「よりよく」「現実的に」変えていけばいいのでしょうか・・・。

 

あなた様に「よりよい」提案ができるように、

現状に満足することなく、日々当店を「よりよく」変え続けようと思っています。