包丁を自分で研ぎ上げるための砥石は必須?
ご自分で研ぎたい方もいらっしゃると思います。
また、そのための簡易の研ぎ道具(研ぎ棒など)を
お持ち方もいらっしゃると思います。
でも、それを使いこなそうとしても
なかなかうまく研げる方は少ないかもしれません。
基本、即効性はありますが持続性はないと思ってください。
切れ味を長くするために角度の保持が必要ですので、
やっぱり砥石を使って研ぐに限ります。
研ぎ上げるためには最低、
荒砥(#220くらい)、
中砥(#1000くらい)、
仕上砥(#6000くらい)の3種類を
そろえて欲しいところです。
ちなみに
私(店主)は人工砥石の
#400、
#1000、
#4000、
#7000を使用していますが
やっぱり最後の仕上げとして番数が多いもので研ぐと
やっぱり切れ味は違う印象です。
通常は#4000でも十分仕上げになると思います。
しかし、慣れるまで、もしくは最低、
中砥一つでも研げないことはありません。
ただし、中砥だけでは刃の状態によっては
なかなか刃がつかなかったりして、
かえって時間がかかることもあります。
その砥石には大きく分けて、天然砥石と人造砥石があります。
良く研げるイメージとしては天然砥石を選ぶ方が多いと思います。
天然砥石は一つ一つに個性があり、
明確な粗さを区別することはできません。
(そのために、かつての産地の名前で粗さ、細かさが認識されています)
それに、天然砥石は年々産出量が減る一方です。
その点、人造砥石は、
製造が安定的で明確な粗さを区別することができます。
また、天然砥石より性能が劣っているわけでもありません。
むしろ、昨今では性能的にも近づいています。
プロの方からも今はなかなかいい天然砥石がないらしく、
人造砥石のほうがいいと聞くくらいです。
研ぐうえで大事なことは砥石の面を平面に維持することです。
ですので、砥石の面直しも覚える必要があります。
平面を維持している砥石を使うと、
研いでいるとき刃先が研ぎ面に当たっているため、
早く研げるようになります。

